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トリガーポイントの見つけ方

自分の筋肉を触ってみることで、トリガーポイントを見つけることができます。セルフチェックで自分の症状を把握することができれば、適切な​治療につなげられます。

下の図はトリガーポイントができやすい筋と関連痛をしたものです。​押したときに強い痛みを感じる場所にトリガーポイントができている可能性があります。


 

斜角筋

斜角筋トリガーポイント

斜角筋のトリガーポイント

斜角筋関連痛①
斜角筋関連痛②

関連痛:​胸部、上背部、肩、腕、手

斜角筋の緊張によって神経・血管が

圧迫されると、胸郭出口症候群となり

腕や手の痛み、しびれ、むくみの原因

となります。

斜角筋マッサージ

図は 『The Trigger Point Therapy Workbook: Your Self-Treatment Guide for Pain Relief』 より引用

 

腹直筋(一部)

腹直筋

関連痛:​腰背部

かがんだ姿勢での長時間の座位や

心配事が、腹筋にトリガーポイント

​生じさせる原因となります。

図は 『The Trigger Point Therapy Workbook: Your Self-Treatment Guide for Pain Relief』 より引用

 

小殿筋

小殿筋①
小殿筋②

図は 『The Trigger Point Therapy Workbook: Your Self-Treatment Guide for Pain Relief』 より引用

関連痛:​臀部から大腿、下腿、足首

椎間板ヘルニアによる神経痛と似たような症状を​起こします。

肩こり、頚肩腕症候群、胸郭出口症候群、五十肩 (関節周囲炎)、上腕骨外上顆炎、手根管症候群、手関節腱鞘炎、ばね指、膝関節痛、筋膜性腰痛 ほか

スポーツなどの運動においても、投球障害肩、野球肘、テニス肘などでは、関連する筋にトリガーポイントができています。​トリガーポイントが生じた筋では、筋出力の低下がます。筋出力が低下すると、手で持ったものを落としてしまったり、ふんばる力が入らなかったりするので、仕事・運動も含め動作パフォーマンスが低下してしまいます。

単に調子が悪いせい、年齢のせいと思っていた症状も、詳しく調べることで原因がみつかり、治療によって改善できる可能性があります

​がんばる意欲があるのに、本来もっている力を発揮できないのは、とてももったいないことです。ぜひ、現在の自分の100パーセントの​力を活用して、充実した生活を送りましょう。

セルフチェックでわかった痛みの場所についての情報のほかに、症状の原因になったこと、どのような時に痛くなるのか、症状の経過についての問診も診断・治療に必要です。

当院の問診票は診療案内のページからダウンロードできます。

トリガーポイントが関与するさまざまな障害

診療案内のページへ

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